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265:学生さんは名前がない / :
ラジオ体操部激励会
先月19日、本校ラジオ体操部の激励会が都内某所で厳かに行われた。
我が校のラジオ体操部は全国で5本の指に入る強さを誇ることは誰もが知っていることであろう。
NHKのテレビ番組、「That’sラジオ体操」で、本校の部員が日本代表選手を2勝1分けで
破ったのは記憶に新しい。
ラジオ体操の起源を辿ると色々な説があるが、最も有力な説は1543年、ポルトガルから鉄砲と
一緒に伝わり、興味を持った武将達が戦いに取り入れたところ、勝率が飛躍的に向上したことから
全国に広まったという説(当時はラジオ体操ではなく風林火山と呼んでいた)である。戦が終わり、
一旦は廃れかけたラジオ体操だが、近年、山田トメを中心としたラジオ体操連合(RTR)の活躍により、
知名度の回復に成功した。また、RTRはマスメディア、教育機関にも影響を与え、
夏休みの朝の体操としての地位を築き上げたのが、1949年のことである。
さて今回、我が校のラジオ体操部は、全国ラジオ体操選手権始まって以来の春・夏連覇を目指し、
1回戦、豊島東高校とぶつかる。主将の村井智弘は、「白鳥の湖と見間違えるほどの、
素晴らしい舞いを審査員に見せてきます」と今大会への意気込みを語った。
我が校の誇りをかけて、精一杯頑張ってくれる事を期待する。

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